6.あなたの「普通」を見直す
ミカンは繊維を残らず綺麗にとるのが好きなゆりです。
前回はまずは「第一段階として出された指示を早く的確にこなすこと」を徹底しましょうというお話をしました。
信頼というのはとってもチリツモなので中長期戦略になります。
だからこそ普段から何気ないあなたの言動が知らないうちにプラスに働いていたり、マイナスに働いていたりします。
ちょっと一例として私の過去の事例をあげます。
3社目で生産管理事務として勤務していた時、会社規模は社員60人くらいで、同じフロアに生産管理部と営業部が隣接していました。
普段は全然交流もなく名前と顔を知っている程度の間柄です。
私は管理事務だから生産現場と事務所の自分の席を頻繁に行ったり来たりをするため、よく営業に向かうためにオフィスから出ていく or 営業から戻ってきた営業マンとすれ違うことが多々ありました。
その度に「行ってらっしゃい。気を付けて」「おかえりなさい。お疲れ様でした」と声をかけながらすれ違うのが日課でした。
私にとってそれって特別なんてことのない、誰でもやる普通のことと思っていました。
でも入社してから半年くらいたって、たまたま会社の忘年会で隣り合わせになった女性営業マンの方から
「あんた凄いな。私ずっとこの会社で長年いるけど、あんたみたいな人初めてみたわ。特に頻繁に連携をとってる間柄でも仲いいわけでもないのに、廊下で営業とすれ違う度に挨拶や労いするやろ。私があんたの立場やったらやってないわ」
って言われたことがありました。
これを読んでる皆様はどうでしょう?
「いや当たり前のことじゃん?」
「へ~、そんなこと言うの?」
色々あるかと思いますが、自分にとっては普通なことでも他人やその会社の雰囲気によってはそれが普通でなかったりもします。
今回は良いようにとってもらえた例としてあげましたが、もしかしたら何か自分が普通と思ってる言動がその会社内では悪いように受けとめられることもあるかもしれません。
なので自分の言動とそのあとの周囲の反応を気に掛けるということは意識する癖をつけたほうが、他者からのあなたへの評価や信頼を落とさずに済みます。
ずっと意識し続けるというのを始めるのは中々しんどく感じるかもしれませんが、続けていけば無意識の内にやれるようになりますよ。
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