5.信頼を得るには順序が大事
他部署の上司と今日も情報交換に勤しんだ、ゆりです。
中々他部署の人と情報共有って女性事務員だとどれほど機会があるのか割合的にはわからないものですが、「〇〇の情報持ってる?」「現在の推移ってどう思う?」って質問や見解を求められるのは有難いと思っています。
これからの時代は事務の仕事はAIに移行していきますからね。
事務職にかかわらず、あなたの「個」×「人間性」×「能力」がこれからの価値基準です。
前回の記事に「私はプライドが高く、なんでもできる」と若い時から思っていたし、今でもそう思ってます。しかし、まだ20代の頃に転職の面接時に「なんでもやります!できるようになります!」って言ってたことを思い出しました。
実は「何でもできます」「やればできます」は地雷ワードです。
「やればできます」っていうのは
「未だ何も成し遂げていない」=「できていない(結果がない)」
状態です。
結果も実績も出してないのに「できます」ってどういう根拠?うぬぼれ?ってなるわけです。
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そういえば、私の父も「どうして〇〇やらないの?」って私がいうと「やろうと思えばいつでもできんだよ!」って言い返してきて、よく心の中で「やってないからできないのと一緒だろ!」ってしょっちゅう思ってたことを思い出します。
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これは20.30代の方はやる気を示すために発言しているとは思うのですが、ユニクロの柳井社長さんが入社式で述べた有名なスピーチがあります。
「あなたはまだ何もできてない。無知の知(自分が知らないことを自覚する)を持つべきである。まずは基本的な仕事をちゃんとすることから始めなさい」
「自分はやればできる!なんでもやります!」はとっても大事です。でも心の中で闘志を燃やすんです。
まず信頼を得るべきことにやることの一番目は
「黙って言われた指示を的確にスピーディにこなす」
これが本当に大事です。
間違っても「これってやる意味あるんですか?」「もっと改善したほうがよくないですか?」って「今のあなたが」いうべきではありません。
まずはあなたがちゃんと基本的なことをやれる、会社の一番最低限の手足になれることをまず証明することが鉄則です。
私が見てきた中で、それなりに器用さや賢さを持っていても会社に評価されない人はこれをやっていないです。
これはあなたが会社員であろうが、個人事業主の社長であろうが、大企業のそれなりのポジションにいようが誰もがこれをやらなければ「信頼」は得られないのです。
大事なことなのでもう一度いいます。
「信頼を築くための第一段目」
まずはあなたが基本的なことを理解して的確にスピーディーにタスクをこなせる人間であることを証明する。(余計なことは絶対言わない)
これは絶対に一番目にやることです。
間違っても「順々に会社のいうこと聞いて犬じゃないんだし」なんて思ってる人はこれからの先の世の中ではやっていけないでしょう。
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